「攻撃」1 ~思い通りにいかない時~
今回は「攻撃」1 ~思い通りにいかない時~
人を攻撃する・・・
あの人のせい、あの人が悪い等々、よくある事かもしれないです。
思い通りにいかなかったり自分の意と違ったりすると、関わっていた方々を攻撃し始める。
自分の思いや考えが優先し、協調や受け入れる器がない時に起こりやすくなります。
その根底にあるのは、認知欲求。
自分の思いや考えが認めてもらえない、と感じてしまうのです。
否定されたと思ってしまうから、自分が正しい、自分は間違っていないと、
自分を正当化したくなってしまうのです。
思い通りにいかない時は、人にそれを向けるのではなく、
その場面場面での捉え方があり、その時の一番良き方法があるのです。
自分を否定された訳でもなく、その場に合わなかっただけなのです。
そう思うことで、攻撃することは無くなっていくと思うのです。
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斎藤さちよ
「同調」 1 ~解ったふり~
「同調」1 ~解ったふり~
会話をしている中で「私もそう思っていました」の言葉。
心からそう思っての言葉なら良いのですが、
自分の心の思いと反しているのに、そう言ってしまう・・・。
自分の考えが良くわからないけれど、そう言ってしまう・・・。
同調してしまうケース、あることです。
解ったふりをしてしまう。
これは「相手に嫌われたくない」という思いが強い時に出てしまいます。
その時だけで済むならまだ良いのですが、重なった時には芳しくない影響も出てきます。
相手にしてみれば、同調しているのだから解っているだろう、と思います。
解っているはず・・・という前提で言葉を投げかけたり、行動をしてきます。
そうすると、ますます距離間が出来てしまったり、ミゾになってしまうケースもあるのです。
解らないことは解らない、と伝えることが大事です。
相手に嫌われたくない、という気持ちは解りますが、解ったふりをする事で逆効果を招くこともあるのです。
それを認識しましょう。
解らないことは解らない、と言える強さを持ちましょうね。
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斎藤さちよ
「羨ましい」 1 ~嫁と姑~
今回は「羨ましい」1 ~嫁と姑~
「息子の嫁が出産。産後、子供を自分の実家に預け、仕事復帰する嫁がうらやましい」
という相談です。
隣の芝生は青く見える、という例えがあります。
こういったケースも良くあることです。
表面上は「お嫁さんが羨ましい」ということなのですが、
何故羨ましいのか、が問題となります。
この方の背景は・・・
・旦那さんとは仲が良い
・専業主婦だった
・自分は、母親も忙しく子供たちを実家に預けられなかった・・・等々。
いくつかの要因はあるのですが、
まず、お嫁さんが生き生きとして育児も仕事もしていて羨ましい、
ということが考えられます。
次に、「羨ましい」という観点から観ていきましょう。
お嫁さんが羨ましくなるのはどうして?と突き詰めていくと、
お嫁さんがご実家に子供を預けている、ということが
「羨ましい」になっていたのです。
「自分は預けられなかった」ということが根本原因でした。
預けられない、ということが、母親に受け入れて貰えない・・・という思いに
繋がっていたのです。
いくつになっても親は親、子供は子供。
生きていく中での影響は大きい。
このケースでは、
母親に愛されていない、認めて貰えていない、という根本の感情があり、
お嫁さんが母親に愛されて羨ましい、という羨ましさだったのです。
表面上の感情と根本の理由。
根本が解ると、羨ましいという感情に引きづられる事はなくなっていくのです。
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斎藤さちよ